テンセント、自社開発事業のクラウド移行を完了

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中国IT大手のテンセント(騰訊控股)がこのほど、自社開発事業のクラウド移行が完了したと発表した。同社は過去3年間で、5000万コアを超える開発業務をクラウドに移行し、累計30億元(約570億円)以上のコストを削減したという。

今後はSNSアプリ「QQ」やチャットアプリ「微信(WeChat)」、動画配信サービス「騰訊視頻(テンセント・ビデオ)」、モバイルゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」を含む全ての開発・運営業務が、同社のクラウドサービス「騰訊雲(テンセントクラウド)」を利用する数百万人の外部顧客と同様、パブリッククラウドモデルに基づいて実行される。

テンセントは2018年、総合戦略のアップグレードを開始し、技術委員会を立ち上げて「オープンソース・コラボレーション」と「自社開発事業のクラウド移行」の2大技術戦略を明確に打ち出していた。

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(36Kr Japan編集部)

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