バイトダンス、ゲーム事業年間売上高130億円超え 日本市場がトップ

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米モバイルアプリ調査会社のSensor Towerによると、中国ネット大手バイトダンス(字節跳動)傘下のゲームブランド「朝夕光年(Nuverse)」が制作したゲームは、2021年6月21日から22年6月20日までの1年間に全世界で約1億3900万回ダウンロードされ、売上高は10億ドル(約135億円)を超えたという。

バイトダンスはこの2年間、動画投稿アプリ「TikTok」とその中国版「抖音(Douyin)」への過度な依存から脱却するため、事業の多角化を図ってきた。モバイルゲーム事業への参入も、その一環だった。 朝夕光年は、「モバイル・レジェンド」シリーズ」を開発した「沐瞳科技(Moonton)」や「放置少女」を開発した「北京有愛互娯科技(C4Games)」などのゲーム会社を相次いで買収した。

朝夕光年の過去1年間の売上高に占める割合は、「モバイル・レジェンド:Bang Bang」が全体の約32%を占める3億1770万ドル(約420億円)を売り上げて1位。2位は放置少女、3位は「モバイルレジェンド:アドベンチャー」だった。

日本は朝夕光年にとって最大の市場となっており、2021年は売上高全体の約34%を占めた。Sensor Towerによると、放置少女の大ヒットが主な要因だという。同タイトルは過去12カ月間連続で、日本のモバイルゲーム売上高ランキングのトップ10にランクインしている。

(36Kr Japan編集部)

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