バイトダンス、評価額41兆円に急落 IPO計画の棚上げが原因か

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中国IT大手、字節跳動(バイトダンス)の評価額が、ここ数週間で2021年に比べ少なくとも25%減少し、3000億ドル(約41兆円)を割り込んだ。同社の新規株式公開(IPO)計画が棚上げとなっていることを受け、一部の投資家が未公開株の売却に動いたとみられる。ブルームバーグが7月21日に報じた。

米有力ヘッジファンドのタイガー・グローバル・マネジメントは21年、バイトダンスの未公開株を評価額4600億ドル(約63兆円)で買い増していた。

バイトダンスのIPO計画は、中国のIT企業に注目する投資家から最も期待されてきた。しかし、世界の株式市場が依然として不安定なため、同社が近くIPOを実施する可能性は低い。中国IT大手の騰訊控股(テンセント)とアリババ集団の株価は、22年年初からそれぞれ24%と13%下落している。

(36Kr Japan編集部)

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