中国EVの理想汽車、22年上半期の売上高約1700億円 純損失120億円に拡大

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新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」が、2022年4~6月期の決算を発表した。売上高は、前年同期比73.3%増の87億3000万元(約1700億円)で、市場予想の79億9000万元(約1600億円)を上回った。純損失は、前年同期2億3550万元(約47億円)に対し6億4100万円(約120億円)で、市場予想は4億9200万元(約98億円)の赤字だった。

同社の主な売上高を占める車両販売では、前年同期比73.0%増、前期比8.9%減の84億8000万元(約1700億円)だった。その他の販売、サービスによる売上高は、前年同期比83.6%増、前期比1.7%減の2億4900万元(約50億円)だった。このほか、車両販売による粗利率は21.2%で、前年同期は18.7%、前期は22.4%となった。

販売台数をみると、プラグインハイブリッド車(PHEV)「理想ONE」は前年同期比63.2%増の約2万8700台だった。同社は7~9月期の売上高を89億6000万~95億6000万元(約1800~1900億円)、販売台数を前年同期比7.5~15.5%増の2万7000~2万9000台と見込んでいる。

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(36Kr Japan編集部)

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