東大発ベンチャー「popIn」、家庭用プロジェクター事業を中国「XGIMI」に譲渡

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東大発ベンチャー「popIn」、家庭用プロジェクター事業を中国「XGIMI」に譲渡

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東京大学発のスタートアップ「popIn(ポップイン)」がこのほど、家庭用プロジェクター事業を中国家庭用プロジェクター大手の「XGIMI(エクスジミー、極米)」に譲渡したと発表した。譲渡額は消費税を含めて18億〜25億円とみられる。

popInは2008年、東京大学大学院情報理工学系研究科に在籍していた程涛氏が学内ベンチャーとして設立した企業で、ネイティブ広告などインターネットサービスを手掛けてきた。15年に中国ネット大手の百度(バイドゥ)と経営統合し、完全子会社となった。17年にはハードウエア業界に参入し、18年に発売した照明一体型プロジェクター「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」がヒットしたことで知られる。

同社はプロジェクターの製造を、一貫してXGIMIに委託してきた。事業譲渡そのものは2022年6月に成立し、XGIMIは日本向けの新会社として「Aladdin X(アラジンエックス)」を設立した。XGIMIは2013年に設立され、18年には百度が同社への戦略的出資を実施している。

調査会社IDCのリポートによると、2021年1〜6月期の中国プロジェクター出荷台数は、前年同期比32.4%増の227万台だった。プロジェクター業界で圧倒的な強みを持つXGIMIは、出荷台数、売上高ともに1位をキープした。

日本でも売れ行き好調、家庭用プロジェクター王者の中国「XGIMI」が上場 株価高騰

(36Kr Japan編集部)

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