日本でも売れ行き好調、家庭用プロジェクター王者の中国「XGIMI」が上場 株価高騰

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中国プロジェクター市場でトップのシェアを占めている「極米科技(XGIMI Technology=ジミーテクノロジー)」が3月3日、上海のハイテク新興企業向け市場「科創板(スター・マーケット)」に上場した。

当日の取引終了時点での株価は1株あたり530元(約8795円)で、発行価格の133.73元(約2219円)から296.33%上昇し、時価総額は265億元(約4400億円)となった。

2013年に設立されたXGIMIは、ホームプロジェクターやレーザーテレビなどの製造・販売を手掛けている。IDCのデータによると、2018年、2019年、2020年上半期の出荷量は、いずれも中国のプロジェクター市場でトップとなり、市場シェアはそれぞれ13.2%、14.6%、22.2%に達した。

XGIMIは、R&Dとチームの開発力を活かした製品開発の基盤を構築している。2020年8月31日時点で、コンピュータ・ソフトウェアの著作権が34件で、取得した特許は330件にのぼり、そのうち、申請済み発明特許が22件含まれている。

同社の製品はデザイン性を重視しており、日本グッドデザイン賞や独レッド・ドット・デザイン賞など多数獲得したほか、新製品のスマートプロジェクター「MoGo Pro+」が、世界最大級の家電・テクノロジー見本市である米CESで、「CES2020 イノベーション・アワード」も受賞。これは同社として5年連続となる受賞の快挙である。

「CES2020 イノベーション・アワード受賞」のXGIMI製品

販売チャネルにおいて、オンラインとオフラインのオムニチャネル・マーケティングネットワークを抱えている。オンラインではアリババなどの主要電子商取引プラットフォームを、オフラインではディーラーと直営店舗をカバーしている。なお2020年6月30日時点で、中国主要都市の中心部48ヵ所に直営店舗を開設。

海外市場において、同社の主力製品は既に日本の蔦屋家電、楽天市場、アマゾンで販売されており、高いコストパフォマンスにより、「思った以上のクオリティー」など高い評価を得ている。

日本市場のポテンシャルを見込み、展開をさらに加速させる計画だという。

(作者・編集:Ai)

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