ネットイースからアリババ傘下となった越境EC「考拉海購」、大幅に事業縮小 業績伸び悩む 

調査会社「艾媒諮詢(iiMedia Research)」がまとめた2019年1〜6月の中国の越境電子商取引(EC)市場のデータによると、ネットイース(網易)傘下の「網易考拉海購(Kaola)」がシェア27.7%で1位、アリババ集団傘下の「天猫国際(Tmall Global)」が25.1%で2位、京東集団(JDドットコム)傘下の「海囤全球(JD Worldwide)」(現、京東全球)が13.3%で3位だった。

アリババは同年、網易考拉海購を20億ドル(約2700億円)で買収し、社名から網易の文字を外して「考拉海購」とした。アリババの数ある事業部門の1つとなった考拉海購だが、以前のような業績を再び上げることはなかった。

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考拉海購は2022年7月、21年には400人余りいた従業員を20人足らずまで削減した。現在はベビー・マタニティー用品と化粧品を中心とする会員事業のみを残し、商品のアフターサービスだけを手がけているという。DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)も21年には100万人未満まで落ち込み、売上高が30億元(約600億円)を下回ったとの報道もあった。アリババの決算報告書からはすでに、考拉海購に関する言及がなくなっているという。

(36Kr Japan編集部)

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