中国ネットイース、仏ゲームスタジオ「クアンティック・ドリーム」買収を発表

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中国ネットサービス大手のネットイース(網易)は8月31日、同社のゲーム部門「ネットイースゲームズ(網易遊戯)」がフランスのゲーム制作会社「クアンティック・ドリーム(Quantic Dream)」を買収したと発表した。

取引完了後、クアンティック・ドリームはネットイースゲームズにとって欧州初のゲームスタジオとなり、「世界中のイノベーションとゲーム開発をサポートする」というネットイースのビジョンを実現するための重要な足がかりとなる。

クアンティック・ドリームは、今後も独立運営を継続する。ネットイースの強大なゲーム開発能力を利用し、あらゆるプラットフォームでゲームを開発・販売すると同時に、サードパーティによるゲームの開発・販売もサポートしていくという。

1997年に仏パリで設立されたクアンティック・ドリームは、世界をリードする独立系ゲーム制作会社の1つとして知られる。代表作は「Heavy Rain」「Beyond: Two Souls」「Detroit: Become Human」など。同社は2021年末、米ウォルト・ディズニー傘下のゲームブランド「ルーカスフィルム・ゲームズ(Lucasfilm Games)」と共同で、アクションアドベンチャーゲーム「Star Wars Eclipse」を開発中だと発表した。

ネットイース、22年4~6月期の売上高約4800億円 

(36Kr Japan編集部)

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