セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
車載電池メーカー世界最大手「CATL(寧徳時代)」の欧州エリア総裁マティアス・ゼントグラフ氏氏はこのほどインタビューに対し、同社は欧州に第3の工場の開設を検討しているが、現在は社内協議中で、まだ明確な決定には至っていないと述べた。
CATLは今年8月、ハンガリー東部の都市デブレツェンに、73億4000万ユーロ(約1兆円)を投資し、年間100ギガワット時(GWh)の生産能力が見込まれるバッテリー工場を建設し、5年以内に稼働させると発表した。同工場はドイツに次ぐ欧州2番目の工場となり、完成後は独メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲン(VW)グループ、BMW、仏ステランティス(Stellantis)など欧州の自動車メーカー向けにバッテリーセルおよびモジュールを生産する。
CATLは米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)や米自動車大手フォード・モーターへの供給に向け、メキシコや米国でも工場用地を選定しているが、さまざまな理由により遅れが生じていると報じられていた。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録