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【新華社北京10月30日】中国で先ごろ、国家職業分類大典の改定作業が完了した。新版には158新職種が追加され、総数は1639職種に増えた。その中に「火鍋料理士」が含まれた。
今回改定された大典の新版には、「火鍋料理士」が中国式調理士に属する新職種として記載され、正式に「調理士」の仲間入りを果たした。「火鍋料理士」の定義は火鍋のスープやソース、つけだれの調理と料理の下ごしらえ、食材の準備に従事し、かつ一定の飲食事業経営・管理能力を持つ者とされている。
重慶市火鍋協会の陳国華(ちん・こくか)会長は先ごろメディアの取材に応じ、火鍋の仕事に従事する者はみな成長につながる道筋を必要としており、この新職種の登場後は体系的な学習や試験、研修を通じて、「1級」「2級」「3級」調理士資格を取得することが可能になるとの見解を示した。
中国烹飪(料理)協会火鍋委員会が発表したデータによると、2020年の火鍋産業の販売額は全国飲食サービス収入の3分の1近くを占めた。また、2021年の国内火鍋店のチェーンストア化率は21.2%で、同じ期の飲食店全体のチェーンストア化率である16.5%を上回った。
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