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【新華社北京12月1日】中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)は11月29日、引き続き事業拡大し、2023年は「完全無人」自動運転の世界最大の運営エリア構築に取り組むと発表した。重慶市と湖北省武漢市での無人運転の商業運営に続き、北京市でも無人運転のテスト範囲を広げる。
同社の第3四半期(7~9月)決算によると、自動運転開発プロジェクト「アポロ」の自動運転タクシー配車アプリ「蘿蔔快跑」は、7~9月の配車件数が前年同期の4.1倍、前四半期(4~6月)比65%増の47万4千回に上り、北京、上海、広州の3都市でのサービス提供回数は1日1台当たり15回を超えている。
現在、北京や上海、広州、深圳、天津、武漢などの市はスマートコネクテッドカー公道テストに関する管理条例と実施細則を打ち出し、企業による自動運転車の公道テストと実証運営を認めている。
データによると、中国では、「レベル2」の自動運転機能を備え、自動車のソフトウエアをインターネット経由で更新する「オーバー・ジ・エア(OTA)」技術に対応するスマートカーの浸透率が1~3月に20%を超えており、25年には40%を超える見通しとなっている。
関連企業もスマート化分野向けの投資を拡大している。スマートフォン大手、小米集団(シャオミ)の雷軍(らい・ぐん)最高経営責任者(CEO)は、第1段階として140台の自動運転試験車を導入し、全国で開発検証を行う予定と明らかにした。
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