アップル、廉価版「AirPods」を開発の可能性 狙いはユーザー層の拡大

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米アップルが、低〜中価格帯のTWS(完全ワイヤレス)イヤホンを開発していることが分かった。名称は「AirPods Lite」となる可能性が高い。手頃な価格設定で、市場に出回る安価なTWSイヤホンに対抗する狙いがあるとみられる。香港に拠点を置く証券会社「海通国際証券集団」のアナリストで、アップル製品の予測に定評のあるJeff Pu氏が明らかにした。

市場調査会社「Canalys」によると、アップルは2022年7~9月期も世界のTWSイヤホン市場で30.9%のシェアを占め、首位の座を守った。しかし、アップルの背後には、安価なTWSイヤホンを提供する中国の小米集団(シャオミ)とインドの「boAt」が迫っている。しかも、インドはTWSイヤホンの出荷台数が前年同期比で55%増と急増しており、市場全体の成長をけん引している。

業界関係者は、アップルがAirPods Liteを発売する目的は、廉価版iPhone「SE」を発売したのと同様、ユーザー層の拡大にあると見ている。

(36Kr Japan編集部)

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