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中国車載電池大手「寧徳時代(CATL)」は1月11日、2023年1〜3月期に同社の第3世代CTP(Cell to Pack)技術を採用した電池パック「麒麟電池(Kirin battery)」を量産し、中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下の高級電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」に提供すると発表した。麒麟電池は、ZEEKRの多目的車(MPV)「ZEEKR 009」と、クーペタイプの「ZEEKR 001」の23年モデルに搭載される見通し。
麒麟電池は22年6月に発表された。体積利用効率は72%、最大航続距離は1000キロメートルに達する。発表されているデータによると、性能は米テスラの電池パック「4680」を上回る。同じサイズで比較した場合、出力は4680よりも13%高い。
韓国の調査会社SNEリサーチのデータによると、CATLの2022年1~11月の車載電池搭載量は、前年同期比101.8%増の165.7ギガワット時(GWh)で世界1位となっている。
(36Kr Japan編集部)
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