テンセント、中国版「ChatGPT」を開発中 類似プロダクト競争激化

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

テンセント、中国版「ChatGPT」を開発中 類似プロダクト競争激化

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国IT大手テンセント(騰訊控股)のシニアバイスプレジデントとクラウド・スマート産業事業群の最高経営責任者(CEO)を兼務する湯道生(ドーソン・ トン)氏は3月30日、メディアの取材に応じ、同社が「ChatGPT」のように人工知能(AI)を利用したチャットボットを開発中だと明らかにした。

テンセントのAIチャットボットが同社のチャットアプリ「WeChat(微信)」や「QQ」に統合されるのか、あるいは同社のクラウド事業である「テンセントクラウド(騰訊雲)」を通じて法人ユーザーに提供されるのかについて、湯道生氏は「いずれもありうる」と述べた。

バイドゥ、中国版ChatGPT「文心一言」を発表 株価一時下げるも急反発

米OpenAIが開発したChatGPTは世界中で大きな注目を集める中、米マイクロソフトや米グーグルはすぐにその後を追い、中国のIT大手も類似のプロダクトの開発を競っている。バイドゥ(百度)はすでに、大規模言語モデルに基づいたAIチャットボット「文心一言(ERNIE Bot)」を発表している。アリババ集団やバイトダンス(字節跳動)も、大規模言語モデルの開発を急ピッチで進めているという。

中国版ChatGPT開発へ動き続々 TikTokのバイトダンスも専門チーム設立、先行する百度を追う

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録