【動画】ナイキ中国物流センター、風力発電設備が稼働 「ゼロカーボン」実現

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【新華社南京4月2日】中国江蘇省太倉市にある米スポーツ用品大手ナイキの中国物流センターでこのほど、風力発電設備と全自動無人立体倉庫が稼働した。同センターは全面的な高度化を遂げ、風力・太陽光により二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボン・スマート物流パーク」となった。

同社は今年、自社施設を100%再生可能エネルギーで賄う「ネットゼロ」目標の2025年までの実現に向け、中国物流センターに設備容量3メガワットの分散型風力発電ユニット2基を建設。年間発電量は1400万キロワット時を見込む。今回の設備稼働により、同センターではエネルギーの70%がパーク内の分散型風力発電、分散型太陽光発電、電力貯蔵システムで賄われる。残りの30%もスマートIoT(モノのインターネット)オペレーションシステムの最適化により循環利用が可能になることから、100%再生可能エネルギーを実現できる。

全自動無人立体倉庫の敷地面積は1万2千平方メートルで、高さは44メートル。100万の保管スペースを備え、1200万点の貨物を収納できる。単位面積当たりの保管スペース数は従来の保管棚の5倍になる。電子商取引(EC)での最短出荷時間は1時間となり、1時間当たりの注文処理件数は最大2万点となる。

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