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自動運転ソリューションを手掛ける「知行汽車科技(iMotion Automotive Technology)」(以下、知行科技)が4月4日、香港証券取引所のメインボードへの上場を目指し、目論見書を提出した。
2016年12月に設立された知行科技は、中国における自動運転ソリューションのリーディングカンパニーとして、自動運転用のドメインコントローラーに注力している。現在の主力製品は、米インテル傘下の自動運転技術企業「Mobileye(モービルアイ)」と共同開発した次世代運転支援システム「SuperVision」、自社開発したドメインコントローラー「iDC」シリーズの「iDCMid」や「iDCHigh」となっている。また、インテリジェントフロントビューカメラ(iFC)も提供している。
ドメインコントローラーに関しては、これまでに10万台以上を納入している。米調査会社フロスト&サリバンによると、知行科技は22年の自動運転用ドメインコントローラー(自動車メーカーが自社開発したものも含む)の売上高で、市場の8.6%を占め、中国4位となっている。
目論見書によると、知行科技の売上高は20年が約4800万元(約9億億円)、21年が1億7800万元(約34億円)、22年が13億2600万元(約255億円)と爆発的に伸びている。損失は20年が5382万7000元(約10億円)、21年が4億6400万元(約89億円)、22年が3億4200万元(約65億円)のように推移している。
同社は現在、最大の顧客である自動車大手「吉利控股集団(Geely Group)」(22年は売上高の96.4%を占めた)に加え、「上海汽車(SAIC Motor)」とゼネラルモーターズ(GM)の合弁会社「上汽通用五菱汽車(SGMW)」や「長城汽車(Great Wall Motor)」「奇瑞汽車(Chery Automobile)」、吉利と傘下の「Volvo Cars(ボルボ・カーズ)」の合弁会社「Polestar(極星)」などを取引先に抱えている。
*23年4月7日のレート(1元=約19.2円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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