ジャック・マー氏、東京大学の「東京カレッジ」客員教授に就任 持続可能な農業などで共同研究

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東京大学は5月1日、アリババ集団の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏を同大学の研究組織「東京カレッジ」の客員教授として迎えたと発表した。

大学側は馬氏に期待することとして、「東京カレッジの重要な研究テーマについて助言や支援を行うこと」「特に持続可能な農業と食料生産の分野で、東京大学の研究者と共同研究や事業を実施すること」「講演や講義を通じて、起業・企業経営・イノべーションなどについての経験や知見を東京大学の学生や研究者と共有すること」の3点を挙げている。

ここ1、2年、馬氏が公の場に姿を現すことはほとんどなかった。報道によると、同氏は現在、教育事業や農業などのイノベーションに注目しており、日本やオランダ、タイなどで複数の農業研究機関を訪れ、農業や漁業の技術に関する研究を進めているという。

馬氏は1999年にアリババ集団を設立し、2013年5月まで最高経営責任者(CEO)を務めた。14年にジャック・マー財団を設立し、教育や起業、環境保護などの支援に取り組んでいる。23年4月には、香港大学から名誉教授に任命された。

(36Kr Japan編集部)

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