米テスラ、23年4-6月の生産・販売台数共に過去最高 値下げ戦略が奏功

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米電気自動車(EV)大手テスラは7月3日、2023年4~6月の世界販売台数を発表した。生産台数は前年同期比約86%増の47万9700台、販売台数は83%増の約46万6100台で、いずれも市場予想を上回り、過去最高となった。米国や中国での値下げ戦略が記録的な販売台数に結びついたとみられる。

ドイツ銀行のアナリストは、テスラが24年までにさらなる値下げ戦略を実行する可能性があるとした上で、23年の累計販売台数が178万台になると予想。目標株価を260ドル(約3万7600円)から270ドル(約3万9000円)に引き上げた。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1〜3月期の決算説明会で、当期は車両価格を大幅に引き下げたが、営業利益率は依然として業界最高水準にあると説明した。しかし、一部のアナリストは、テスラの4~6月期決算には先の値下げによる影響が表われると予測している。

*2023年7月4日のレート(1ドル=約145円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

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