AI活用でコンテンツ制作を自動化、マーケティングの費用対効果を1割アップ 中国新興「Mogic AI」

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人工知能(AI)を活用したマーケティングを手がける「奥創光年(Mogic AI)」がこのほど、シリーズAで1000万ドル(約14億円)超を調達した。凱輝基金(Cathay Capital)が出資を主導し、既存株主の真格基金(Zhen Fund)も参加した。

奥創光年は2021年に設立され、すでに「Mogic Content AI Studio」や「Mogic Copilot」などのプロダクトをリリース。マーケティング戦略の分析から、AIによるコンテンツ制作や広告配信、デジタル資産管理(DAM)まで、総合的なマーケティングソリューションを法人顧客に提供している。

顧客企業は、アリババグループなどの電子商取引(EC)大手や、米ペプシコや仏ロレアル、英ユニリーバ、米ジョンソン・エンド・ジョンソンなど世界の有名企業を含め、100社余りに上る。23年の売上高は1億元(約20億円)を突破する見込み。

奥創光年が提供するAIベースのプロダクトは、コンテンツの制作・管理・配信を自動化し、マーケティングのコスト削減と効率化を実現する。法人顧客の費用対効果は、平均10%向上しているという。

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*2023年8月17日のレート(1ドル=約145円、1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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