アリババ傘下 生鮮EC「盒馬(フーマ)」とフードデリバリーの「餓了麼」が業務提携

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アリババ傘下 生鮮EC「盒馬(フーマ)」とフードデリバリーの「餓了麼」が業務提携

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9月12日、アリババ傘下の新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ、以下フーマ)が今月中に、同じくアリババグループ傘下に収めたフードデリバリープラットフォームの「餓了麼(Ele.me)」と全面的に業務連携を取ると発表した。

フーマの全国21都市で展開されている150を超える店舗の商品が、餓了麼を通して最短30分で配送できるようになる。 両社は協力が深まるにつれ、今後小売や流通や消費者向けのパーソナライズサービスなどで、さらに相乗効果を生むことが予想される。

生鮮食品が「ECの鬼門」と言われている。食品の鮮度が命であるため、物流への要求が厳しく、保管コストも想像以上に高い。コストがかかる生鮮食品で、いかに収益性をあげるかが業者にとって重要な課題だ。 調査会社「観研天下」の報告データによると、一般的な生活コミュニティー向けの生鮮食品店の粗利益率は19.6%で、損失率は8%だという。低い粗利益率に対して、消耗率、人件費、賃貸費がどれも高く、経営を続けるのは実に難しい。

フーマの店舗は、店舗そのものが小型倉庫でもあるため、店舗から出荷される際の物流効率を向上させることができる。また、フーマのオンライン注文は全体の60%を占めていて、商品の回転率が上げることで、生鮮食品の消耗も削減ができる。今回はフーマの全商品を餓了麼と繋ぐことによって、フーマのオンラインアクセス数が増え、最終的に両方にとって注文数の増加につながると考えられる。

リサーチ会社「艾瑞諮詢(iResearch)」が今年5月に発表した「2019年中国即時配送サービス市場研究報告」によると、2018年下半期の餓了麼の専門配送ブランド「蜂鳥配達」でのニューリテールに関するオーダー数は、前年同期比で185%増加したという。
(翻訳:Ai)

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