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中国車載電池大手の国軒高科はこのほど、米国で初生産する電池パックがフリーモント工場で完成したことを明らかにした。これで電池の「米国製」がスタートした。
シリコンバレーに位置するフリーモント工場は、計画生産能力が1ギガワット時で、生産ラインの自動化率は85%に達する。同社の米国市場における1本目の電池パック生産ラインとなる。米国ESS(エネルギー貯蔵システム)市場に焦点を当て、容量3キロワット時から30キロワット時の携帯型ESSや家庭用ESSなどを生産するほか、技術と製品のイノベーション、顧客開拓、サービス改善、関連製品供給などにも力を入れ、顧客に信頼でき安全な一体型ESSサービスを提供する。
同社のシニア副総裁であり、米州事業総裁でもある李晨氏は、同社が一貫して、研究開発、製造、マーケティングという「三位一体」の現地化を徹底する意向を示した。さらに、米州市場に頭角を現しており、今後はイリノイ電池工場とミシガン材料工場を活用し、顧客とともに現地化、多角化された、フルバリューチェーンのサプライチェーン(供給網)体系を構築したいとの意気込みを示した。(新華社北京)
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