Web3セキュリティの「KEKKAI」、シードラウンドで2億3000万円調達

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Web3セキュリティの「KEKKAI」、シードラウンドで2億3000万円調達

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Web3セキュリティ専門会社「KEKKAI」はこのほど、シードラウンドで約2億3000万円を調達したと発表した。SBI・Animoca・Gumi・MZ Cryptosが共同運用する「Decimaファンド」、Bixin Ventures、Sora Ventures、Plug and Playを引受先とする14の機関投資家が出資した。資金調達の発表と同時に、Web3セキュリティ標準搭載ブラウザアプリ「KEKKAI Mobile」をリリースしたことも明らかにした。

仮想通貨取引のリスク診断ツール運営「KEKKAI」、プレシードラウンドで資金調達

NFT(非代替性トークン)や暗号資産(仮想通貨)に代表されるWeb3分野は、日本の新たな中心産業として注目される一方で、セキュリティ面の課題も明らかになりつつある。

KEKKAIは「誰もが安心できるWeb3を」というビジョンを打ち出し、仮想通貨取引の安全性向上などに関するサービスを、個人と法人の両方に向けて提供している。

個人向けには、累計ダウンロード数が世界で約4万回に上るブラウザ拡張機能「KEKKAI Plugin」と、今回リリースしたスマホ向けアプリ「KEKKAI Mobile」を提供する。法人向けのプロダクトには「KEKKAI SDK/API」などがある。同社のプロダクトは、取引に異常があると判定された場合、画面上に警告を表示してくれる。

KEKKAIの主要メンバー

創業者兼最高経営責任者(CEO)の杜瑪(Danny)氏は中国出身の起業家で、早稲田大学在学中の2019年に最初の起業を果たして以降、複数の企業を設立している。KEKKAIの設立は23年で、メンバーの多くが中国テック大手のバイトダンス出身だという。

(36Kr Japan編集部)

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