天然ダイヤに匹敵する輝きを3分の1の価格で。ラボグロウンダイヤの「The Future Rocks」に注目

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天然ダイヤに匹敵する輝きを3分の1の価格で。ラボグロウンダイヤの「The Future Rocks」に注目

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2019年に香港で設立された「The Future Rocks」(以下、TFR)は、ラボグロウンダイヤやラボグロウン・ジェムストーンに特化したブランドを集めたプラットフォームで、21年に自社サイトを開設した。現在は、ラボグロウンジュエリー専門のブランド20社余りがドイツやベルギー、スペインなど世界各地から集まる。すでに香港に加えて上海にも拠点を置き、サービス開始から2年ほどで劇的に業績を伸ばしている。

TFRは、オリジナルのデザインに魅力があり、かつラボグロウンジュエリーを専門とするブランドに注目した。オーダーメードでアクセサリーを製作するデザイナーズブランドも多い。TFRはプラットフォームと販売チャネルの役割を担い、顧客の注文をブランド側に伝える。完成したアクセサリーは、ブランド側が顧客に発送する仕組みとなっている。

TFRは2023年12月、ダイヤモンド世界最大手デビアス傘下のラボグロウンダイヤブランド「Lightbox」と提携し、「Lightbox Joy」コレクションを打ち出した。ネックレスやピアス、ブレスレットなどのコレクションは、TFRがデザインし、Lightboxの色とりどりのカラーダイヤをあしらって「すべての人に自分の個性を表す色を」との願いを込めた。

「Lightbox Joy」コレクション

TFRの客単価は海外で伸び続けており、米国では1000ドル(約14万8000円)に迫る勢いだという。創業者の曽冠雄氏は「米国は世界で最もラボグロウダイヤが受け入れられている市場で、新たに誕生したブランドの数も多い。地球環境に配慮するサステナビリティ(持続可能性)に対する消費者の意識も高い」と話す。

進出したばかりの中国本土市場では、自社のスタイルをどのように表現するか、方向性を探っているところだという。現在は、越境電子商取引(EC)サイト「天猫国際(Tmall Global)」を中心に、SNSアプリ「微信(WeChat)」のミニプログラムやショート動画プラットフォーム「抖音(Douyin)」、ソーシャルEC「小紅書(RED)」などを活用し、オンライン事業を展開している。

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*2024年2月5日のレート(1ドル=約148円)で計算しています。

(翻訳・田村広子)

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