消費者向けARグラスの中国新鋭「RayNeo 」、AI+ARのエコシステムを強みに世界展開加速 

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録スタートアップ注目記事

消費者向けARグラスの中国新鋭「RayNeo 」、AI+ARのエコシステムを強みに世界展開加速 

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

消費者向けAR(拡張現実)グラスを「RayNeo」ブランドで展開する「雷鳥創新(Thunderbird Innovation)」がこのほど、新たに数億元(数十億円超)を調達した。資金は次世代ARグラスの開発のほか、AI(人工知能)とARを組み合わせたエコシステムの構築に充てられる。

雷鳥創新は、中国家電大手のTCL科技集団(TCL Technology)傘下のTCL電子(TCLエレクトロニクス)が2021年にインキュベートした新興企業で、これまでに消費者向けARグラス「RayNeo Air」や「RayNeo Air 1S」などを発売している。

23年10月には、世界で初めて両眼フルカラーマイクロLED光導波路を採用したARグラス「RayNeo X2」を発表し、量産を開始した。同年12月には、大規模言語モデルを活用した自社開発のAIアシスタント「RayNeo AI」を発表。このほど立ち上げた「RayNeo AI Studio」は、世界初のAIとARを組み合わせた開発者プラットフォームで、ユーザーや開発者にノーコードの開発環境を提供する。

調査会社の洛図科技(Runto Technology)によると、雷鳥創新の23年の出荷台数は、中国市場でシェア37.4%を占めて1位となっている。同社は現在、海外市場の開拓を積極的に進めており、アマゾンなどの電子商取引(EC)プラットフォームに重点を置く一方で、米国や日本、オーストラリアなど複数の国で実店舗を展開している。

目の前に仮想巨大スクリーン。映画鑑賞用ARグラス、ファーウェイなどが商品化

(36Kr Japan編集部)

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録