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中国のティードリンク大手「奈雪的茶(NAYUKI)」が3月27日に発表した2023年の決算は、売上高が前年比20.3%増の約52億元(約1100億円)、直営店の営業利益が前年比76.3%増の約8億2900万元(約170億円)となり、黒字化を達成した。
直営店の営業利益率は17.7%で、前年より5.9ポイント上昇した。運営コスト(原材料費・人件費・賃貸料)の削減が奏功した。
奈雪的茶は、二線都市以上の大都市での店舗展開をさらに進める一方で、フランチャイズ方式で三線都市以下の中小都市の市場を開拓し、新たな需要を発掘している。同社は今年2月、フランチャイズについて新たな方針を発表した。現在の店舗数は約1800店舗、うちすでにオープンした加盟店が200店舗以上、会員数は8400万人を超えている。
このほか、23年末にはタイ1号店をオープンし、その後も海外市場開拓に力を入れている。現在、シンガポールなどの東南アジア諸国、英国、米国などでも1号店の開設を準備している。
*2024年4月1日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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