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激安ファストファッションで世界を席巻する中国発の越境ECプラットフォーム「SHEIN(シーイン)」が、2023年のアパレルECの米国売上高ランキングで3位に入ったことが分かった。調査会社の独スタティスタが、EC分析の独ECDBのデータを基に明らかにした。
ランキング1位は米EC大手アマゾンのアパレル部門で123億ドル(約1兆9000億円)、2位は米小売大手ウォルマートのアパレルEC部門で89億ドル(約1兆4000億円)。3位のSHEINNは81億ドル(約1兆3000億円)だった。米百貨店大手メイシーズと米スポーツ用品大手ナイキは、それぞれ4位と5位でSHEINの後塵を拝した。
SHEINは、以前は自社ブランドの商品を中心に取り扱っていたが、23年5月にマーケットプレイス・プラットフォーム「SHEIN Marketplace」を立ち上げ、アマゾンのように加盟事業者が自前のショップやブランドを展開できるようにした。加盟事業者は、代理運営モデルと自主運営モデルのどちらかを選択できるようになっている。
同社はこのほど、米国のほか、メキシコやドイツ、スペイン、フランス、イタリア、スウェーデン、オランダ、ポーランド、ポルトガル、英国などの加盟事業者が自主運営モデルを選択できるようになったと発表した。対象は、商品を現地調達する年商200万ドル(約3億1000万円)以上の企業だという。
*1ドル=約156円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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