中国発格安EC、日本での利用者数急増。Temuは1年未満で1500万人超え

中国発の越境電子商取引(EC)アプリが、日本市場で急速に利用者を増やしている。とくに、格安価格で日用品などを提供する「Temu(ティームー)」とファストファッションの「SHEIN(シーイン)」に注目が集まる。

23年7月に日本でのサービスを開始したTemuは、24年1月の月間利用者数は1550万人となり、国内総合EC大手3社「Amazonショッピング」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の平均利用者数(約2970万人)の約半分に達した。日本経済新聞がデータ分析会社「VALUES(ヴァリューズ)」のデータを引用して報じた。

Temuは22年9月に米国でサービスを開始し、大幅割引の格安商品と巨費をかけたマーケティングにより、急速に人気を獲得。アマゾンにはまだ及ばないものの、23年末には米国で最もダウンロードされたECアプリの1つとなった。

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SHEINはファストファッションが若者に人気で、1月の利用者数は839万人に達し、衣料通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の242万人を大幅に上回った。SHEINは22年11月13日、東京・原宿に世界初の常設ショールームをオープンしている。

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米調査会社data.aiの「2024年版モバイル市場年鑑」によると、SHEINは23年の世界のショッピングアプリのダウンロード数ランキングで首位に輝き、Temuは2位で続いた。アマゾンは3位、アリババグループの「AliExpress(アリエクスプレス)」は9位に入っている。

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(36Kr Japan編集部)

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