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汎用脚型ロボットの開発を手がける「逐際動力(LimX Dynamics)」が、新たにアリババグループ傘下の投資会社「杭州灝月企業管理(Haoyue Enterprise Management)」から資金を調達した。調達額は非公開。「中国証券網」が報じた。
逐際動力は2022年に設立され、Embodied AI(身体性を持つAI)と脚型ロボットの開発・製造に注力し、二足歩行ロボットや車輪付き四脚ロボットを法人向けと消費者向けに提供している。製品は、自動車製造や産業分野の巡回検査、物流配送、特殊作業のほか、家庭向けのサービスロボットとして活用される。
同社は今年3月、二足歩行ロボット「P1」のテスト動画をYoutubeで公開し、話題を集めた。P1は、初めて歩行する未整備の山道で周りの環境を迅速に把握し、複雑な地形を走破したほか、人間がどんなに押しても蹴っても倒れず、多くの視聴者を驚かせた。
(36Kr Japan編集部)
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