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中国のeスポーツ企業「星競威武集団(NIP Group)」は6月12日、米国証券取引委員会(SEC)に目論見書を提出した。上場が成功すれば、中国のeスポーツ企業では初の上場企業となる。
NIP Groupはeスポーツチームの「eStar」と「Ninjas in Pyjamas(NIP)」を擁しており、世界で最も影響力のあるeスポーツ企業の1つとして知られている。すでにアジア、欧州および南米で事業を展開しており、2024年中には中東への進出を計画しているという。
同社は目論見書で、新たなビジネスモデル「eSports+」を打ち出した。eスポーツの大会プロデュースや人材マネージメント、教育、IPライセンスなどの事業を取りまとめ、複数の事業のシナジーを狙うと同時に、eスポーツの普及を目指す方針だという。同社は20年以降、中国の70を超える都市で400回余りのeスポーツ大会を開催している。
これまでの出資者には、海納亜洲創投基金(SIG Asia Investment)や真格基金(Zhen Fund)、武漢文旅遊集団(Wuhan Tourism and Sports Group)、深圳広播電影電視集団(Shenzhen Media Group)」のほか、ネットセキュリティ大手の三六零安全科技(360 Security Technology)」などが名を連ねている。
NIP Groupは、「マカオのカジノ王」と呼ばれた何鴻燊(スタンレー・ホー)氏の息子、何猷君(マリオ・ホー)氏が会長兼CEOを務めており、14.2%の株式を保有する筆頭株主となっていることにも注目が集まる。
(36Kr Japan編集部)
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