MacBookProとAirPodsの新製品が近く発売か 関連画像が流出

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20日、「MacBook Pro」に関連すると思われる写真が流出し、さまざまな憶測を呼んでいる。

これは仏メディア「MacGeneration」や米メディア「MacRumors」が報じたもので、macOS Catalina 10.15.1のベータ版から、「MacBook Pro 16,1」との型式を付したアイコン画像が確認され、長らく噂されてきた16インチディスプレイ搭載の新型MacBook Proである可能性が非常に高いと指摘されている。画像で確認する限り、従来の15インチモデルと明らかな違いはないが、画面占有率がやや大きくなっている。

これ以前に広まった噂では、16インチ版MacBook Proはベゼルがさらに狭小化し、ディスプレイ解像度は3072×1920ピクセル、キーボードはバタフライ式に替わってシザー式を採用し、第9世代Intel Coreプロセッサ「Coffee Lake-H」を搭載するとされる。

現時点ではインターフェースの配置やハードウェア規格については明らかになっていない。しかし、米国特許商標庁(USPTO)が最近発表した特許公報でアップル社が取得した特許を確認できる。そのうち1つはノートパソコンのキーボードを薄型化する技術で、これによりこれまで多くの物議を醸してきたバタフライ式キーボードがもたらす各種の問題を解決できることを示しているという。

アップル新製品予測に定評のある「天風国際証券(TF International Securities)」のアナリスト郭明錤(ミンチー・クオ)氏はレポートの中で、アップルは2020年からMacBook製品を全てシザー式キーボードに置き換える計画だとしている。このデザインはキーボードの性能を向上させるだけでなく、より丈夫で高温やほこりによる破損もより防げるという。

このほか、もう一つ重要な情報が伝えられている。

今月19日、テンセントがサプライチェーンからの情報として発表したニュースによると、アップルは10月末にワイヤレスイヤホン「AirPods」の新モデルを発表する予定で、価格は260ドル(約2万8000円)前後だという。現行モデルに比べてよりハイグレードで、外観も刷新、デザインは耳に挿入するカナルタイプを採用したという。目玉はノイズキャンセリング機能で、防水機能も強化する。

現行モデルAirPods2の発売からわずか半年だが、次世代モデルの発売時期については早くから予兆があった。前出の郭氏は4月時点で「新型AirPodsが今年の第4四半期には量産を開始する可能性がある」と公言していたのだ。

先月発表された「iPhone 11 Pro」シリーズのように、アップルは新しいAirPodsの製品名にも「Pro」をつけ、現行のAirPodsシリーズと区別すると見られている。AirPods2の標準価格は充電器付きで159ドル(約1万7000円)だ。

あるメディアの既報では、台湾のEMS大手「英業達(Inventec)」とUPSやバッテリーなどを製造する中国の「力迅電子(Netion Electronic)」が密接に提携して新世代AirPodsの製造を請け負うとされている。新しいAirPodsは外観以外にも材質が変更され、放熱効果を向上させるため新たなメタル素材を使ってデザインされたという。

アップルが10月末に新しいAirPodsを発表するのは欧米のクリスマス市場に向けたものであることは疑いようがない。

16インチMacBook Proと全面的にリニューアルされたAirPods Proは同時に発売される可能性が高い。
(翻訳・山口幸子)

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