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米メタのスマートグラスが欧米中心に人気を博したことがきっかけとなり、再びスマートグラス分野への投資熱が高まっている。
スマートグラスなど拡張現実(AR)デバイスを手がける中国の「INAIR」がこのほど、新たに数百万ドル(数億円超)を調達した。同社はまた、8月19日に新製品「INAIR 2」を発売し、AR空間コンピュータのコンセプトを打ち出した。
INAIR 2の重さはわずか77グラムと軽量で、手軽に持ち運べる。米アップルの空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」と同じソニー製マイクロ有機EL(OLED)パネルを採用し、4メートル先に130インチ相当の仮想スクリーンを投影できる。解像度は両眼で3840✕1080p。
メガネのようにかければ、空間に広がる大きなスクリーンで電子メールや3Dブックを読んだり、動画を視聴したりすることができる。電車や飛行機の座席での作業でも、腰をかがめてパソコンの画面をのぞき込む必要がなくなる。タイプC端子を搭載したパソコンやスマートフォン、ゲーム機などと直接接続し、映像を出力することもできる。
さらに、百度(バイドゥ)の「文心一言(ERNIE Bot))」や智譜AI(Zhipu AI)の「智譜清源(Chat GLM)」などの対話型AIがシステムに統合されているため、ユーザーは内蔵のAI音声アシスタントを利用して作業効率を上げられる。
(36Kr Japan編集部)
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