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中国のAR(拡張現実)グラスメーカー「霊伴科技(Rokid)」はこのほど、アリババグループが運営する電子商取引(EC)プラットフォーム「淘宝網(タオバオ)」との協業を発表した。消費者はRokidのARグラスからタオバオにアクセスし、3Dで商品の画像や動画を閲覧して購入を検討できるようになる。
タオバオは以前からECとXR(クロスリアリティ)の融合を追求してきた。2024年4月には、ECアプリとして初めて米アップルのゴーグル型デバイス「Vision Pro」に対応する初のECアプリとなり、1万点以上の商品を3Dで閲覧して購入できるようにした。
Rokidは2014年に設立され、ARグラスなどのデバイスやソフトウエアの開発を手がけるほか、独自OS「YodaOS」を基盤としたエコシステムの構築に注力している。
中国のVR(仮想現実)業界は急速に成長しており、応用可能な市場は広い。現在は消費者向けアプリケーションはレジャー・娯楽分野に集中しており、とりわけゲームへの活用が最も成熟している。VRデバイスやコンテンツの進化に伴い、今後はライブ配信や文化、観光などの産業と深く結びつき、活用の幅を広げていくだろう。また、AR技術がネット通販に導入されれば、没入感のあるショッピング体験ができるようになり、購入の意思決定の精度がさらに向上すると期待される。
(36Kr Japan編集部)
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