フォーチュン「The Future 50」に中国テック2社が選出、自動運転「WeRide」とショート動画「Kuaishou」

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業特集注目記事

フォーチュン「The Future 50」に中国テック2社が選出、自動運転「WeRide」とショート動画「Kuaishou」

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

米経済誌フォーチュンはこのほど、コンサルティング会社のボストン コンサルティング グループ(BCG)と共同で、世界のトップ企業50社の2024年ランキング「The Future 50」を発表した。

ランキングによると、50社のうち38社が米国に本社を置いており、米国が依然として世界的なイノベーションの中心的地位にあることがわかる。中国企業の数は大幅に減少し、ショート動画アプリ大手の快手科技(Kuaishou Technology)と、自動運転ユニコーンの文遠知行(WeRide、ウィーライド)の2社のみがランクインした。

快手科技は41位。同社はショートムービーのプラットフォームとして中国で幅広い影響力を持つ。また強力な人工知能(AI)関連の能力を用い、AIでテキストから動画を生成する大規模言語モデル「可霊(Kling)」をリリースした。このKlingはOpenAIの「Sora」やRunwayの「Gen-3 Alpha」といった欧米で主流の大規模言語モデルに匹敵するとされる。

中国ショート動画「快手」、24年7〜9月期は24.4%増益。動画生成AI「KLING AI」も好調

文遠知行は26位。同社は中国で最初期に一般向けロボタクシー運行サービスを事業化した企業。同社のロボタクシーは広東省広州市や北京市、江蘇省の南京市・蘇州市、内モンゴル自治区のオルドス市とアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで運用を開始している。2024年10月25日には米ナスダックに上場した。

中国自動運転「WeRide」、ナスダック上場後初の決算 1〜9月期は400億円の赤字

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録