中国NIO、新ブランド「firefly」を発表。小型EVでMINIに挑む、欧州発売計画も

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」は12月21日、同社のイベント「NIO Day」で新ブランド「Firefly」の新型車を発表した。予価は14万8800元(約330万円)で、2025年4月の発売を予定しているという。

Fireflyは、蔚来汽車にとってNIO、ONVOに続く3番目のブランドで、BMWの「MINI」やメルセデス・ベンツの「Smart」などが中心となっているハイエンド小型車市場を狙う。新型車のスペックは明らかになっていないが、充電タイプと電池交換式のBaaS(Battery as a Service)タイプが用意されている。

中国ではハイエンド小型車の販売台数は少ないが、欧州では小型車が主流で需要も高い。Fireflyの責任者、金舸氏は「中国と欧州の発売時期の差はそれほど大きくならない。中国では2025年前半、欧州では3カ月ほど遅れての発売になるだろう」と説明した。 また、海外市場で売り上げが伸びるまでにはしばらくかかるとの予想を示し、「短期的には中国が販売の主力となるが、海外市場は大きな成長の可能性を秘めている」と述べた。

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*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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