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中国IT大手テンセントのクラウド部門「テンセント・クラウド(騰訊雲)」は4月15日、日本国内3カ所目となるデータセンターを大阪に開設し、同地を新たなリージョンとして運用開始すると発表した。また、大阪オフィスの新設も予定しており、関西圏で顧客・パートナー企業支援や地域のインフラ整備と雇用創出にも力をいれる。
テンセントクラウドは過去5年間、日本市場で年平均20%超の成長を維持している。オンラインカラオケアプリ「ポケカラ」や、歌特化ライブ配信アプリ「ColorSing」などでは、低遅延のライブストリーミング技術を提供し、100万人超の視聴者を支えた。さらに月間500万人が利用するライブ配信アプリ「ミクチャ」では、AI搭載のビューティーフィルターなどを通じて、ユーザーエンゲージメントの向上にも寄与している。
近年、AIの社会実装やメディア処理、高速コンピューティングへの需要が高まる中、テンセントはクラウドとAIの統合基盤を強みに、日本企業との連携を加速している。同日開催の年次イベント「Tencent Cloud Day Japan 2025」では、カカクコム 、ベクトル、forGIFT、ダイワ通信と新たにパートナーシップを締結し、国内での協業体制を一層強化した。
(36Kr Japan編集部)
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