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米市場調査会社IDCはこのほど発表した2025年第1版「ワールドワイド人工知能(AI)・生成AI支出ガイド」で、世界のAI支出総額は24年に約3158億ドル(約44兆5000億円)だったのに対し、28年には8159億ドル(約115兆円)にまで増え、5年間の年平均成長率(CAGR)は約32.9%になるとの見通しを示した。世界の生成AI支出については、5年間の年平均成長率が63.8%に上る可能性があるとし、28年には市場規模が2842億(約40兆円1000億円)ドルとAI支出総額の35.0%を占めると予測した。
同社のデータによると、中国は引き続きアジア太平洋地域のAI市場の発展をリードし、同地域のAI支出総額の5割以上を占めるとみられる。28年には中国のAI支出は1000億ドル(約14兆1000億円)を突破し、5年間の年平均成長率は35.2%となる見通し。
生成AI技術の急速な発展を受けて、中国では24年に生成AI支出がAI支出総額の18.9%を占めた。IDCはこの数字が28年には30.6%に上昇し、支出額も300億ドル(約4兆2300億円)を超え、5年間の年平均成長率は51.5%になると予測した。生成AIは多くの分野で導入の利点が大きく、各業界の自動化プロセスを加速させており、一般的なシーンから特定の業界に至るまで顕著な影響を与えることができるとの認識を示した。【新華社北京】
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