世界の銀行ランキング、中国勢が8年連続で上位4行独占

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英金融誌「ザ・バンカー」はこのほど、2025年版の世界銀行ランキングを発表した。ランキングは銀行の財務力の指標とされる中核的自己資本(ティア1資本)などを評価し、世界上位千行を順位付けしている。今年は、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行が8年連続で上位4行を独占し、中国勢が引き続きリードする形となった。

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24年のティア1資本を基にしたランキングで、中国勢は上位10行のうち6行を占め、中国銀行業の世界における主導的地位を示した。上位4行のほか、交通銀行が1514億9600万ドル(約22兆2700億円)で9位、招商銀行が1481億4500万ドル(約21兆7800億円)で10位に入った。招商銀行のティア1資本は前年比11.3%増え、上位30行の中で伸びが最大となり、順位を前年の10位から二つ上げた。一方、米ウェルズ・ファーゴは前年の8位から10位に順位を下げた。また、南京銀行は前年から順位を五つ上げて86位に躍進した。

中国と欧米の銀行は上位50行のうち41行を占めた。【新華社北京】

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