36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
深圳広播電影電視集団などがまとめた「2024年中国微短劇(ショートドラマ)産業研究報告」によると、24年の中国ショートドラマ市場の規模は505億元(約1兆円)に達し、初めて映画の年間興行収入を上回った。中国発のショートドラマ配信プラットフォームは海外展開も活発化しており、すでに東南アジアや米国では中心的な地位を確立している。
調査会社「点点数拠」とショートドラマ専門メディア「短劇自習室」によると、世界には431本のショートドラマアプリがあり、市場の98.45%をアプリ内課金の売上高上位50本のアプリが占めている。このうち、中国発のアプリが41本と全体の8割以上を占める。
調査会社「Insightrackr」が発表した海外ショートドラマ市場に関するリポートによると、2025年5月は中国発のショートドラマアプリ「DramaBox」「NetShort」「ReelShort」「GoodShort」などがダウンロード数および売上高で上位に入った。


中国メディアによると、中国発ショートドラマ配信プラットフォームの海外事業の8割は依然として赤字だが、資本の大量流入は続いている。収益モデルは地域ごとに異なり、すでに北米や日本、韓国はアプリ内課金、東南アジアは広告が主な収益源となっているが、南米や中東は市場育成段階にある。現在は各社とも中国の人気作品をAI翻訳したり、デジタルヒューマンを主演に起用したりするなど、AI技術を活用してコスト削減と効率向上に取り組んでいる。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録