60都市800拠点を築いたEVインフラの巨人〜バッテリー交換サービスの「Aulton」、香港上場へ
公開日:
電気自動車(EV)のバッテリー交換サービスを手がける「奥動新能源(Aulton、オウルトン)」がこのほど、香港証券取引所に上場目論見書を提出した。
Aultonは2016年に設立され、EVのバッテリー交換システムの提供に加え、交換ステーションの直接運営も手がけ、乗用車から大型トラックまで幅広い車種にサービスを提供している。24年の売上高ベースでは、中国最大のEV向けバッテリー交換サービス事業者となっている。
独自開発したバッテリー交換技術は、シャシーに組み込まれた電池の交換速度を大幅に高め、電池モジュールの使用寿命を延長できる。乗用車やライトバンならば最短20秒、小型トラックは最短30秒、大型トラックでも最短40秒でバッテリー交換が完了する。
公式サイトの最新データによると、同社はすでにバッテリー交換ステーション800カ所を中国60都市で展開しており、2025年6月末時点で登録されているEVは13万台を超え、16万個以上の電池を管理しているという。

Aultonの電池交換技術
2025年1〜6月期の売上高は前年同期比31.7%減の3億2400万元(約71億円)となったものの、赤字幅が大きく縮小し、純損失は44.5%減の1億5700万元(約35億円)となった。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)