ねずみ年にミッキーが主役! ディズニーは人気ブランドとのコラボ商品が続々

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2020年の干支は「ねずみ」だ。世界一有名なネズミ、ミッキーマウスを抱えるディズニーにとっては間違いなく特別な一年になるだろう。ディズニーはミッキーグッズのブームを予測して、中国地区で2万SKUもの新商品を準備している。そのほとんどがミッキー関連の商品だ。

ディズニー・コンシューマ・プロダクツ大中華圏・韓国地区の副総裁(VP)兼総経理(GM)のKermid Rahman氏によれば、新商品はコスメ、アパレル、おもちゃ、食品、インテリアなど多岐にわたっており、GUCCIやアディダス、SK-Ⅱなどとのコラボがすでに決まっているという。

ミッキーとコラボした限定コスメ(画像:ディズニー)
ミッキー柄の限定ウエア(画像:ディズニー)
ミッキーのスマホケースと壁紙(画像:ディズニー)

新商品は中国以外に、日本や韓国など干支の文化があるアジアの国でも同時発売される。日本向けには桜のモチーフを取り入れたり、韓国向けに太極旗の赤と青を使ったりと、それぞれの国に合わせてデザインも工夫している。

ミッキーとコラボした限定アクセサリー、左側が日本向け、右側が韓国向け(画像:ディズニー)
中国のミッキーは旧正月のお祝いムードが満載(画像:ディズニー)
中国向けに特別に発売されたカンフーミッキー(画像:ディズニー)

この一年、ディズニーは実店舗の拡大に力をいれるという。Kermid Rahman氏はこう語る。「企業はこぞってEコマースに傾倒している。Eコマースは確かにホットな分野だが、中国の商取引では依然としてオフライン経由が75%を占めていることを忘れてはならない。中国の消費者が実店舗での買い物を好むことは明らかだ」

今年は上海や北京、蘇州など8都市で、ランドマーク的な商業施設と提携を進める計画だ。上海にある高級ショッピングモール「静安嘉里中心(静安ケリーセンター)」では、先月31日からカウントダウンパーティーを開催、ほかの都市でも相次いで「新春ミッキー」のディスプレーがお目見えする。

上海の静安嘉里中心のディスプレー(画像:ディズニー)

中国ではグッズ購入者のほとんどが、ディズニーの直営店が集中する一、二級都市の消費者だ。しかしKermid Rahman氏は、三、四級都市での売上高も急成長していると指摘する。地方都市に出店することも検討しているというが、具体的な時期は決まっていない。

全体的に高価なディズニーグッズを地方都市に売り込むのは、たやすいことではない。今年、GUCCIとコラボして販売するミッキー柄のアウターは、1着の値段が現地サラリーマンの給料3カ月分にもなる見込みだ。

GUCCIとのコラボ商品、ミッキー柄アウター(画像:ディズニー)

もちろん地方都市への異なるアプローチも試みている。中国の雑貨チェーン「名創優品(MINISO)」やカジュアルファッションの「美特斯・邦威(Meters Bonwe)」、スポーツブランド「李寧(LI-NING)」など、三、四級都市に多い中国の大衆ブランドともコラボし、手頃な価格で消費者に訴える作戦だ。

名創優品とコラボしたミッキーグッズ(画像:ディズニー)

中国の若者は映画を見たり、テーマパークに行ったり、ショッピングをしたりするのが大好きだ。このため、中国ではディズニーグッズ購入者の半分以上を成人が占めている。中国のプロダクト開発チームはこの特性に合わせて商品戦略を再考し、アパレルやアクセサリーなどのカテゴリを増強してきた。

2019年第4四半期決算によれば、テーマパーク、エクスペリエンス、プロダクツ部門の売上高は前年同期比8%増の67億ドル(約7400億円)だった。続編が大ヒットした『アナと雪の女王』や『トイ・ストーリー』関連グッズのライセンス事業が好調だったことが大きい。新たな一年には、ミッキーマウスがディズニーにさらなる成長をもたらすかもしれない。
(翻訳・畠中裕子)

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