TCLが新型折りたたみスマホ2機種を公開、サムスンやファーウェイより「手頃な価格」

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ファーウェイ(華為技術)、サムスン電子が折りたたみスマホを発売した後、中国大手家電メーカーの「TCL」も折りたたみスマホの販売計画を発表した。3月6日、TCLは「三つ折りスマホ」と画面を引き出すことのできる「ローラブルフォン」の2機種のコンセプトモデルを公開した。

この三つ折りスマホは、TCLが初めて開発に成功した折りたたみスマホだ。このコンセプトモデルの画面は6.65インチから10インチまで広げることができ、サイズを大画面スマホ、ミニタブレット、タブレットと3段階で変えることができる。

TCLがリリースした画像からは、この三つ折りスマホには、ドラゴンヒンジ(DragonHinge)とバタフライヒンジ(ButterflyHinge)という2種類のヒンジ技術が採用されており、一つのデバイスに中折りと外折りの両方を組み込むことでZ型に折りたためることが分かる。

TCL三つ折りスマホ画像。画像提供:TCLオフィシャルサイト

一方、ローラブルフォンはTCLのある新しい技術を採用している。このスマホは厚さが9㎜、片手でボタンを押すと画面がスマホ両側から引き出され、6.75インチから7.8インチに展開する。

市場で販売されている多くの折りたたみスマホと比べると、このローラブルフォンの最大の特徴はスマホ自体の厚みを変えることなく、ミニタブレットの機能性とスマホの利便性を両立させていることだ。何より重要なのは、両側から引き出す技術を採用したことで、ディスプレイを折りたたむタイプのスマホによく見られる折り目やシワの問題を回避している点だ。

折りたたみスマホで最も重要なディスプレイに関して、TCLはグループ傘下の「華星光電(CSOT)」製フレキシブルディスプレイを採用した。TCLの公式発表では、華星光電の技術のおかげで、同社は韓国のサムスン電子と並んで、世界でわずか2社しかないフレキシブルディスプレイのスマホメーカーとなったとしている。

この2機種の販売時期については、TCL通信グローバル製品センター総経理の李炫弘氏は36Krなどのメディアに対し、具体的な発売時期はおそらく来年以降、価格は「おそらくこれまでよりもお手頃価格になる」との認識を示した。

これまでも、ファーウェイが海外で折りたたみ携帯「Mate Xs」(中国国内販売価格16999元、約26万円)、サムスン電子が「Galaxy Z Flip」(同12999元、約20万円)を発表している。割高な価格帯の割には、両モデルとも発売後は入手困難な状況が続いた。

「中信証券(CITIC SECURITIES)」は、折りたたみスマホの見通しは明るいとしている。米市場調査会社「IHSマークイット」は、折りたたみスマホの出荷台数は2020年には520万台、2025年には5000万台を超えるとみている。

(アイキャッチ:TCLオフィシャルサイト)

(翻訳:lumu)

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