ファーウェイ、新製品「Honor 30」シリーズを発表 ハイエンド帯に進攻しブランド独立の噂も

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ファーウェイのサブブランド「Honor」が15日、最新製品「Honor 30」シリーズを発表した。メインブランドのHUAWEIが先日発表したばかりの「HUAWEI P40」シリーズと同様、カメラ性能に特化した5G対応モデルだ。

30シリーズもP40シリーズに倣って「Honor 30」「Honor 30 Pro」「Honor 30 Pro+」の3モデルで展開する。上位機種の30 Proおよび30 Pro+は、サイズ6.57インチ、エッジ70度の有機EL曲面ディスプレイを採用。アウトカメラはトリプル構成で、光学5倍ズーム、10倍ハイブリッドズーム、50倍デジタルズームに対応する。自撮り用のインカメラは3200万画素のメインカメラを含むデュアル構成だ。30 Pro+のアウトカメラはメインが5000万画素の1/1.28型センサーを搭載している。現時点では業界最大クラスのセンサーだ。30 Proのメインカメラは4000万画素の1/1.7型センサーとなっている。30 Pro+はカメラ性能評価サイト「DxO Mark」で総合評価125ポイントを獲得し、HUAWEI P40 Proに次ぐ世界2位につけた。

30 Proおよび30 Pro+はCPUに「Kirin 990 5G」を搭載し、重量はわずか190gほど。5G対応機としては相当の軽量薄型を実現した。背面にはHonorのロゴが大きくプリントされ、カラーはミッドナイトブラック、エメラルドグリーン、アイスランドフロスト(ホワイト)、シルバー、パープルの5色展開だ。

Honor 30シリーズはゲーミング向けにも進化している。30 Pro+のディスプレイはリフレッシュレート90Hzで、テンセントゲームズ(騰訊遊戯)の「コール オブ デューティー モバイル」HFR版に対応する初のスマートフォンとなった。

Honor 30には新製品のSoC「Kirin 985 5G」が初めて搭載された。これでファーウェイは「Kirin 990」「Kirin 985」「Kirin 820」とハイエンドからミドルレンジ、ローエンドまでを網羅する三つのSoCを揃えたことになる。

価格はHonor 30がメモリ6G・ストレージ128Gモデルで2999元(約4万6000円)から。前機種から300元(約4600円)ほどの値上げとなった。Honor 30 Proはメモリ8G・ストレージ128Gモデルで3999元(約6万1000円)から。いずれも今月21日の発売となる。Honor 30 Pro+はメモリ8G・ストレージ256Gモデルで4999元(約7万6000円)、最高スペックのメモリ12G・ストレージ256Gモデルで5499元(約8万4000円)だ。ミドルレンジ帯で競争力の高い3000元以下からハイエンド帯の5000元台までを揃えた。

Honorは昨年、「中国2位のブランド」を目標に掲げ、趙明総裁は今年がそれを実現する一大チャンスと捉えている。今回発表された製品のスペックや価格を見ても、Honorの戦略がより「攻め」に転じたことが見て取れる。5G対応機種への買い替えブームに乗じてフラッグシップ機の価格を引き上げ、同時にブランドとしての位置づけも格上げする狙いだ。趙総裁は30シリーズの販売台数について、早期に1000万台を突破し、同ブランドの最短記録を更新するだろうとの楽観的な見方を示している。

Honorは先日、新会社「栄耀終端有限公司」を立ち上げた。今後は独立ブランドとしての展開が予想されるが、趙総裁は「特に深い意味はない」と一蹴。これまで同様、HUAWEIとHonorの2ブランドとしてサプライチェーンや技術プラットフォームなどのリソースを共有していくとしている。

※アイキャッチ画像はHonor公式
(翻訳・愛玉)

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