位于杭州市文一路上的淼童超市,是一家天猫小店。在入驻饿了么后,它每天的营业时间从十几个小时变为24小时。
饿了么成为阿里系一员后,双方一直在整合资源,这一次整合的对象是天猫小店。
今日,阿里巴巴零售通和饿了么宣布将联合运营天猫小店,改造小店的供应链、渠道和物流。
具体来说,零售通将帮助小店进到性价比更高的商品、提供管理店铺的技术;饿了么则为其提供线上销售渠道、提供流量入口;饿了么旗下的蜂鸟物流则提供24小时本地即时配送服务。
天猫小店经营方多为小商贩,店内人员一般是夫妻关系或亲戚关系,长期存在因人力不足、消费频次不高而营业时长有限的痛点。这让小店无法获取深夜流量,也难以成为高频消费场景。
在入驻饿了么平台后,借助蜂鸟的物流配送服务,天猫小店成了24小时不打烊的线上便利店,消费者可以在宵夜时间享受小店的外卖服务。
此外,由于渠道和营业时长变化,零售通针对性的帮助小店调整线上店铺的商品排序。白天将碳酸饮料、饮用水和啤酒类目调整到最前面,下午茶时段将冰淇淋置顶,21点后的夜宵时段则换成方便面、八宝粥。
未来当自动售卖机与饿了么订单系统打通,用户甚至可以下单购买机器里的商品,由蜂鸟骑手在机器上输入订单号取货并送出。
这种资源的整合带来的引流效果是明显的。据零售通方面讲述的一个案例显示,目前已在饿了么上线的杭州天猫小店,在试运营的一个月内已经实现了交易额增长3倍、部分商品销量增长10倍,单店外卖交易额已与线下持平。
据悉,从7月开始,该计划将在青岛、成都、武汉、东莞、深圳等更多城市落地。最终覆盖全国680万小型商超便利店。
根据阿里巴巴的规划,饿了么与口碑在其新零售版图中同属一队,占据本地生活这一巨大流量入口。目前看来,饿了么和阿里巴巴将打通资源,首先搭建起一张线上线下一体化的街边小店智能零售网络。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国・杭州市の文一路にあるスーパーマーケット、淼童超市。この店舗は、中国EC最大手アリババ・グループが展開するO2Oのリアル店舗プロジェクト「天猫小店」の一店舗だ。同店の営業時間はもともと1日十数時間だったのが、現在は24時間。そのきっかけになったのは、フードデリバリーサービス「餓了麼(ウーラマ、Ele.me)」に掲載されたことだ。
ITがバックアップすると、町中の商店が24時間営業のコンビニに変貌する
餓了麼がアリババGの傘下に入って以降、餓了麼とアリババの双方は経営資源の融合を進めており、今回、融合の対象になったのが天猫小店だった。2018年7月5日、アリババが提供するショッピングプラットフォーム「零售通」と餓了麼は共同で天猫小店の運営に関わっていくと発表し、今後仕入れ網、チャネル、物流などを改良していくとのことだ。
具体的には、零售通が店舗側に高コスパ商品の仕入れをサポートし、経営管理の技術提供を行う。一方の餓了麼は、オンライン販売のチャネルやネット集客の窓口を提供するとともに、同社傘下の配送業者ビーバード・ロジスティクス(蜂鳥物流)を使って、24時間体制の即時配送サービスを提供する。
天猫小店の加盟店は、多くがもともとは小規模な店舗。一般的に夫婦や親族による家族経営だ。長期にわたる人手不足を押して、来客数の多寡に関わらず長時間営業をしなければならないといった悩みを抱えている。こうした経営では深夜帯の販売機会を逃してしまい、来客頻度も多くならない。
そこで、餓了麼のプラットフォームに掲載され、ビーバード・ロジスティクスの配送サービスを利用できるようになると、こうした天猫小店は24時間営業のオンラインコンビニへと変貌する。消費者は深夜帯でも、多くの町中の小店舗からデリバリーを利用できるようになる。
自販機の商品までが、デリバリーで自宅に届くようになる
そのほか、零售通はオンライン店舗内の商品陳列にも細かに配慮している。日中は炭酸飲料や水、ビールといった商品を最前列に表示されるようにし、午後のおやつの時間にはアイスクリームをトップに、21時以降の夜食の時間にはカップラーメンや八宝粥といった商品を目立つ場所に表示する、といったように。
将来的には、自動販売機と餓了麼の注文システムまでもを紐づけ、ユーザーが自動販売機内の商品を注文したら、配送員が自販機まで出向き、注文番号を入力して商品を取り出し、配送できるようにもしたいとの考えだ。
試営業の1ヶ月で売り上げ3倍を記録した店舗も
アリババと餓了麼の経営資源を融合することで、集客効果は明らかに変化しているようだ。零售通が明らかにした事例によると、餓了麼に掲載中のある天猫小店は、試営業開始からわずか1ヶ月で取引額が3倍にアップ、一部商品の売り上げでは10倍に、ネット経由のデリバリー注文による販売は、店舗での販売と同等の取引額になったとのこと。
2018年7月からは、青島、成都、武漢、東莞、深センなどの都市にこのサービスを拡張し、最終的には全国で680万店の小規模スーパーやコンビニをカバーしていく考えだ。
アリババの計画によれば、地域密着型の生活関連サービスを展開する「口碑(コウベイ)」は、餓了麼に並んでニューリテール戦略における同様の位置付けとされる。地域密着型サービスではネット集客の窓口として大きな役割を担うだろう。当面、餓了麼とアリババは経営資源の融合をさらに進め、O2Oの小店舗を軸としたスマートリテール網を形成していくことになる。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録