抖音のMAUが予想より半年早く全世界で5億人を突破
抖音は再び自社の経営データを発表した。
7月16日、抖音オフィシャルは、同社のMAUが5億人を突破したと正式に発表した。抖音が全世界のMAUデータを発表したのはこれが初めてだ。
抖音は1ヶ月弱以前に、国内のDAU(デイリーアクティブユーザー)が1.5億人に、MAUが3億人に達したと外部に初めて発表した。この時、北京字節跳動科技(Bytedance Technology)副社長の李亮氏も、この1.5億人のDAUには海外利用者数を含めておらず、年末には多くの人に更にサプライズをもたらすであろうと補足して述べた。今見てみると、このサプライズの到来は非常に速いといえる。
公式発表は無いが、抖音については海外向けに公開されている関連データも従来から存在している。
6月29日、字節跳動の創業者でCEOの張一鳴氏は、第22回中国国際ソフトウェア博覧会で「今年6月の時点で、字節跳動の海外ユーザー規模はすでに全ユーザー規模の20%に迫り、その内抖音の海外MAUはすでに1億人を超えている。」と述べた。
4月19日、抖音の上級マーケティングディレクター支穎氏が明らかにしたところによると、抖音海外版Tik Tok及び以前買収したmusical.lyが、今や世界150ヶ国以上をカバーし、MAUは1億人を上回っているという。
これらのデータから判断すると、全世界でMAUは約4億人である。過去のある時期から、グローバルユーザー数は約1億人に膨れ上がった。そして、ユーザー増加の一部は、国内から来ている可能性が大きい。
前回のアナウンスでは、抖音の海外版は日本・タイ・ベトナム・インドネシア・インド・ドイツ等の国で非常に人気があることが明らかになった。しかし抖音もこのグローバル化にともない問題にぶつかっている。チェックが行き届かず不適切なコンテンツが流れたため、抖音海外版は7月4日から7月9日にかけてインドネシアの監査当局によりブロックされた。サービスは7月10日になってようやく全面回復した。
抖音は2017年8月にグローバル化のために1億ドルを投入したが、今回公表された問題点が最大の障害といえよう。抖音社長の張楠氏は4月中旬のインタビューで、「(グローバル化については)今のところ何も過大なチャレンジをしていないが、異なる市場の文化を理解する等、やはりある程度考えねばならない。」と述べている。
大体同時期に、抖音は国内でも管理監督部門による審査やライバルからの抵抗に直面している。
6月6日、抖音は捜狗(Sogou)検索エンジンに邱少雲に関するコンテンツを配信したが、革命烈士侮辱の嫌疑を掛けられ、事情聴取を受け内容を改めた。この時、字節跳動は革命烈士侮辱が疑われる関連配信は全て一時停止し、同時に、プロモーションチーム総責任者とプロジェクト責任者を処分したと発表した。7月1日、管理監督部門による処分結果が明らかになり、抖音に対し自主的に広告業務を一次停止するよう求めた。7月11日0時現在、抖音の広告配信はすでに再開されている。
7月3日、抖音はWeChatミニプログラム「抖音好友」をリリースしたが、すぐにそれはオフラインになった。これについて、テンセントは、「そのアカウントがリリースしたサービスは『WeChatミニプログラムプラットフォーム運営規則』のユーザープライバシーとデータ規範に違反する疑いがあり、ユーザーデータプライバシーの安全を脅かすリスクが存在する。」と36krに回答している。
抖音は国内外2つの市場の両方で一定の抵抗に遭ってはいるが、そのユーザー規模は微博を上回っていることを最新データが示している。
抖音は現在SNSの面で模索している。SNS製品で現在全世界のMAUが5億を超えるのは、Facebook・Messenger・WhatsApp・Instagram・WeChat・QQの6種類であるが、抖音は第7位にランクインしている。
もし国内で比較するならば、抖音は5億超のMAUを擁する8種類のアプリの一つである。5億超のMAUを擁するアプリは、WeChat・QQ・愛奇芸(iQIYI)・テンセントビデオ・支付宝(Alipay)・淘宝(Taobao)・優酷(Youku)・抖音の8つで、ソーシャルアプリだけでなくECプラットフォームも含まれる。