四足歩行ロボット「Unitree Robotics」が約10億円を調達、アンディ・ラウと舞台共演も

四足歩行ロボットを研究開発するスタートアップ企業「宇樹科技(Unitree Robotics)」がシリーズAで1000万ドル(約10億9000万円)を調達した。リード・インベスターは順為資本(Shunwei Capital)。同社は以前、セコイア・キャピタル・チャイナ・シードファンド(紅杉中国種子基金)が主導したプレシリーズA+でも資金を調達している。

2016年8月に設立された同社は、主に消費者および法人向けの四足歩行ロボットや動力システム関連の部品を研究開発している。中国で高い視聴率を誇る中国中央テレビ(CCTV)の旧暦大みそか特番「春節聯歓晩会(春晩)」では、丑年である今年、同社の牛型ロボット「犇犇(BenBen)」が人気俳優・歌手のアンディ・ラウ(劉徳華)氏、王一博氏らと共演し、広く注目を集めた。

これまで同社は「Go1」、「Aliengo」、「A1」、「Laikago」などの四足歩行ロボット製品をリリースしてきたが、中でも今年6月に発表されたばかりのGo1は消費者向けだがハイスペックな製品で、同製品の中核となるセンサー、モーター、減速機などの部品は同社が独自に開発したものだ。

宇樹科技の創業者である王興興氏はGo1について、「主にランニングの際の伴走や散歩といったシーンでの活用を想定している。価格は、同分野で先行する米ボストン・ダイナミクス社の最低価格が6万~7万ドル(約650万~760万円)なのに対し、Go1の廉価版は1万6000元(約27万円)だ」と語った。現在、同社のロボットは全世界で約1000台を出荷している。

創業者の王氏は、四足歩行ロボットの研究開発に10年近くの経験を持ち、それに関する80以上の特許を持ち、ロボット分野で世界最高の国際会議であるIEEE International Conference on Robotics and Automation(ICRA)に数年にわたって招待されている。

(編集・翻訳:36Kr Japan編集部)

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