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ニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」であれ、ショート動画アプリ「TikTok」であれ、「バイトダンス(字節跳動)」傘下の製品はどれもデータやアルゴリズムを駆使して市場を獲得してきた。これが外部の目には「徹底的な合理主義」だと映る。
3月12日、バイトダンス創始者でCEOの張一鳴氏は同社の設立7周年記念式典で、「合理主義」というレッテルを貼られるのは不本意だと明らかにした。
バイトダンスはアプリ生産工場ではないし、ABテストだけが得意なわけでもない、と張氏は主張する。「ABテストは単なるツールに過ぎず、ユーザーのニーズそのものを教えてくれるわけではない。ベースとなるのは共感力だ。共感することなく作られた製品には魂が入っておらず、ユーザーのニーズを満たすことはできない。しかし共感力だけで作っても、せいぜい便利な製品止まりだろう。目を見張るような製品を生み出すには、想像力が不可欠だ」
2018年4月にも張氏はこのような投稿をしている。「共感力は地盤、想像力は空、そしてその間を埋めるのがロジックとツールだ」
(翻訳・畠中裕子)
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