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中国のQ&Aサイト知乎(Zhihu)が、シリーズFで4億5000万ドル(約473億円)の資金調達を完了したという。 今回の資金調達はバイドゥ(Baidu)と中国ショート動画大手の快手(Kuaishou)が共同で主導した。
北京に本拠を置く同社は、2011年にQ&Aプラットフォームをリリースした。「知乎」という名前は古代中国語で「知ってる?」という意味だ。同様の機能を持つ米最大級Q&AサイトQuora(クォーラ)が生まれて1年半後に出されたサービスのため、しばしば「Quoraの模倣品」と呼ばれていた。しかし、その後、知乎は独自の進化を遂げ、中国最大規模の知識共有コミュニティをベースにしたソーシャルメディアに進化した。
人気ショート動画アプリKuaishouは、知乎の以前の資金調達ラウンドへの参加を希望していたと報じられたが、今まで双方の合意には至らなかったと、関係筋は36Krに語った。 Baiduに近い関係者によると、この投資は、知乎のQ&AプラットフォームがBaiduのミニプログラムライブラリに参加し、ビジネスリンケージを深めることにつながるとのこと。
Kuaishouの投資家でもあるBaiduは、昨年「バイドゥスマートミニプログラム」を開始した。10億元(約160億円)も投入したこのプロジェクトの目的は、Baiduのエコシステムでのコンテンツを充実させ、新しいユーザーを確保する上、スタートアップや開発者も引き付けるとのこと。 Kuaishouは、このプログラムに参加した最初のモバイルアプリの1つである。
知乎は2017年に1億米ドル(約100億円)の資金調達を行い、初めてユニコーンの評価に達した。それ以降、同社は広告と有料コンテンツ(電子書籍やライブ配信など)という2つの主要な収益ビジネスモデルを構築した。 昨年8月からの最後の資金調達ラウンドでは2億7000万米ドル(約300億円)で終了した。 調査会社Econsultancyの報告によると、2018年現在、中国で最も人気のあるQ&Aプラットフォームである知乎では、1億6000万人以上の登録ユーザーと2600万人のアクティブユーザーを抱えているという。(翻訳:Ai)
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