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米調査機関のワールド・ブランド・ラボがこのほど発表した2024年版の「アジアブランドトップ500」で、中国送電大手の国家電網と国有商業銀行大手の中国工商銀行がトップ3に名を連ねた。首位はトヨタ自動車だった。
4位以下は、中国家電大手の海爾集団(ハイアール)、本田技研工業、韓国サムスン電子、ソニーグループ、中国保険大手の中国人寿保険(集団)、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が続いた。トップ500は市場シェア、ブランドロイヤルティー(人々がブランドに抱く愛着の度合い)、アジアでのリーダーシップなどの項目について、ブランドの影響力を評価した。今回は20カ国・地域のブランドが選出された。
ランクインしたブランド数を国別に見ると、中国(香港・マカオ・台湾地区を含む)は最多の219ブランドで、全体の43.8%を占めた。2位は日本の128ブランド、3位は韓国の46ブランドだった。
世界の消費傾向と産業の発展構造はここ数年、大きく変化している。23年に比べ、今回は金融、情報技術、自動車、電子・電気機器、通信サービスなどの分野からの選出数が増加した一方、石油化学工業、建材、航空サービスなどの分野からは減少した。
今回は、金融、メディア、情報技術、食品・飲料、電子・電気機器などの41業種のブランドがランクインした。選出ブランドが最多だったのは金融業の70ブランド。2位以下は、情報技術の50ブランド、メディアの45ブランド、食品・飲料の44ブランド、自動車の27ブランドだった。(新華社上海)
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