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中国のショート動画アプリ大手「快手科技(Kuaishou Technology)」が3月25日発表した2024年12月期決算は、売上高が前の期比11.8%増の1269億元(約2兆7000億円)、調整後の純利益は72.5%増の177億元(約3700億円)だった。
売上高に占める割合はオンラインマーケティングサービスが57.1%、ライブ配信が29.2%、電子商取引(EC)などその他サービスが13.7%となった。ECサービスの流通取引総額(GMV)は17.3%増の1兆3896億元(約29兆円)に拡大した。アプリの月間平均アクティブユーザー数(MAU)は4.6%増の7億970万人と7億人の大台を突破した。
快手は2024年、人工知能(AI)を事業戦略の重点に据え、AI技術を駆使して既存のコンテンツやビジネスエコシステムを全面的に強化した。独自の動画生成AI「Kling」は24年6月に発表され、すでに複数回の改良を繰り返しており、25年2月までに売上高は1億元(約20億円)を超えたという。同社は今後もAI戦略を推し進めていく方針を明らかにしている。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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