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ファーウェイ、日本人工知能EXPOに出展 AIソリューションの存在感増す

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リード・エグジビション・ジャパンが主催する人工知能の専門展「AI・人工知能 EXPO(秋)」が10月28日〜30日にわたり幕張メッセで開催された。

新型コロナウィルス感染症の影響で、例年の展示会と比べ出展社数が明らかに減っており、大手企業の姿もあまり見受けられない中、中国通信機器大手ファーウェイ(華為科技)の日本法人は、豪華なブースによる出展で来場者の注目を集めた。

ファーウェイといえばスマホの会社、というイメージを強く持たれているが、 実はクラウドサービスやAI技術においても世界トップレベルの実力の持ち主だ。

同社は2016年にクラウドコンピューティング戦略を打ち出し、2017年にはクラウドビジネスユニット(Cloud BU)を新設、パブリッククラウド事業へ長期投資の意向を示した。2018年にAI戦略を発表、AI向けチップ「Ascend(昇騰)」910と310をリリースしている。2019年10月には、数千ものAscendプロセッサで構成する世界最速のAIトレーニングクラスター「Atlas 900」が発表された。現在、Atlas 900は「HUAWEI CLOUD」上で、世界中の研究・教育機関に開放されている。

今回の展示では、「すべてがつながったインテリジェントな世界を実現する」というビジョンを掲げ、デバイス、エッジ、クラウドなどAIを活用するさまざまなソリューションを公開した。

特に、最先端のAIエッジステーション「Atlas」シリーズを利用したスマート製造(製造ライン画像分析、アームロボット制御)、スマートビルディング(検温&顔認証、スマート駐車)など、中国で既に活用が進んでいる様々な業界の多様化した応用シーンが紹介され、日本社会での今後のAI活用の可能性に期待する来場者の声も聞かれた。また、当日はファーウェイの展示以外にも、日本におけるパートナー企業の講演も複数開催された。

華為技術日本 Cloud & AI 事業本部最高戦略責任者、林憲一氏による講演
展示ブースの様子

米国からの輸出規制等の圧力で、ファーウェイの通信設備やスマートフォン事業の先行きは不透明になっている。最近発表された決算報告によると、ファーウェイの1月〜9月の売上高は前年同期比9.9%増の6713億元(約10兆5000億円)で、純利益率は8.0%だったが、昨年同時期の収益成長率24.4%と比較すると厳しい1年であることがわかった。

これを背景に、ファーウェイは次のフェーズに関して、「AI、クラウド、コンピューティングなどのICT技術能力をフルに活用し、パートナー企業らと共同でシナリオベースのソリューションを提供し、5G時代に向けて挑戦していく」と述べた。

(作者:Ai)

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